前回の投稿から時間が空いてしまいましたが、皆様はいかがお過ごしでしたか。
今回は建設中である南山形幹線の昨年11月時点と今年4月の現況との比較を報告したいと思います。
起点となる西山形変電所では、11月時点で存在していた建設機械が無くなりました。現在は送電鉄塔の建設を進めていて、変電所の工事は一時中断している模様です。
西山形変電所からほど近い山形県道17号線の近くでは、11月の時点で建設中であったNo.47鉄塔が完成していました。基礎だけの状態を知っていたので、完成した姿を見たときにしばらく会っていなかった親戚の子が大きくなっていたのを目の当たりにした気分になりました。
その鉄塔から朝日幹線方面にかけてはすでに鉄塔が完成し、電線が張られるのを待っているような状況でした。一時期活発に活動していた資材集積地も立ち入りが禁止され、延線工事の時まで一休みといった模様でした。
そこからしばらく移動して、朝日幹線との分岐点の様子を紹介します。
朝日幹線No.267鉄塔では、現在隣に分岐鉄塔が建設されています。この様子からNo.267鉄塔は建て替えとなる可能性が高いと考えています。4月10日時点では下段の腕金が完成していました。左に見えるのが南山形幹線No.1鉄塔です。鉄塔の付近は東北縦貫道の工事のため、立ち入ることができませんでした。
分岐点からわずかに離れた、前川ダム堤体から見たNo.3, No.2鉄塔です。どちらも完成し、亜鉛メッキの輝きがまぶしいです。その位置から振り返ると、No.6鉄塔が建設中でした。近日中に完成した姿を見せてくれるものと思います。
一年前から追跡している南山形幹線ですが、いよいよ完成した鉄塔が増えてきていました。いつ碍子の取り付けが始まるか、期待で胸がいっぱいです。