東京電力黒部幹線

今回は帰省の途中に立ち寄った、東京電力黒部幹線について紹介します。

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黒部幹線は富山県の愛本変電所から長野県を経由して東京に向かう送電線路です。

途中長野から群馬に抜ける国道299号線の十石峠を越えていきますが、この場所では道路脇に黒部幹線の水平一回線鉄塔が二つ建っています。

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近づいてよく見ると、建設は昭和2年で実に80年以上も電線と人々の暮らしを支え続けていることになります。

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片方が甲でもう一方が乙の記号が与えられています。

長野県側の麓では、黒部幹線と安曇幹線一号が交差する部分もありました。どちらも長野の電源地帯と首都圏を結ぶという使命を帯びた送電線です。

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十石峠のある国道299号線は、道幅が大変狭く酷道としても有名です。訪問の際にはどうぞ安全運転で鉄塔に会いにいっていただきたいと思います。