皆さんこんにちは。
4月になり、環境が大きく変わった方が増える季節となりましたが、かくいう私も気まま部分の多かった学生生活に終わりを告げ、杜の都を離れて社会人としての生活を始めました。
慣れない環境での5日間の後実家に戻り、自家用車を転がし桜前線の追っかけをした土曜日の帰りに、とても面白い天候と出会いました。
南と東の空は雨雲の暗くて厚い雲に覆われているのですが、日が沈む西の空の地平線だけ雲が切れていたのです。
「これは劇的な画が撮れるぞ」という予感がした私は、ちょうど国道4号線上阿久津バイパスを降りて鬼怒川堤防の脇にクルマを止めました。
そこは東京電力新茂木線が通過しており、遠くに栃山線・栃那線との交差部分を望む場所でした。
そしてしばらく待っていると、お待ちかねの太陽が雲間から顔を出してきました。
太陽に露出を合わせたせいで、雲を背景とした鉄塔の上部が相対的に地味になってしまいましたが、陽光を受けて輝く導体が表現できて満足しています。
やはりカメラをこまめに触っていないと、ここぞというときに最適な設定と構図を決めるまで時間がかかってしまいますね。
あっという間に太陽は沈んでしまい、賞味10分間しか時間はありませんでしたが、とても良い光景を記録することができました。