今日は仙台変電所に接続されている送電線路を紹介します。

まずは南から、運転免許センターの方から見たアングルです。

左側2つの矩形鉄塔は、それぞれ左から66kV国見支線、地下鉄八乙女線、堤通線1号、堤通線2号です。これらの送電線はこの先４回線鉄塔となり、仙台市地下鉄南北線八乙女駅まで向かいます。

駅に着くと地下鉄八乙女線は地下ケーブルになり、駅内部の変電所に繋がります。残った3回線は水の森公園を通りぬけ、堤通線1,2号だけが水の森3丁目交差点近くの荒巻変電所に接続されます。堤通線はこの後地中を進み、堤通変電所から都心部に電力を供給しているようです。国見支線は貝ヶ森、国見と進み、最終的に葛岡霊園の中で大堀線と接続されます。

先程は見にくかった逆側を見てみましょう。

手前の１回線鉄塔が岩切線、次の矩形鉄塔が仙宮線1,2号です。こちらは変電所を出た後に3回線矩形鉄塔となり、免許センター内を横切って鶴ケ谷変電所に向かいます。鶴ケ谷変電所では仙宮線のみ接続という器用なことをしていました。左右の2回線が仙宮線で、最上段横3本の岩切線は接続されていません。

その後利府街道と4号バイパスの交差点までは一緒なのですが、仙宮線がここで南に転進し小鶴新田変電所に接続されます。

仙宮線の終点は苦竹変電所のようです。一方の岩切線は今度は代ケ崎線と一緒になって新幹線を越えますが、途中から別れて岩切に向かうようです。こちらの終点はまだ調査中です。