東京電力新筑波変電所

今回は東京電力の変電所を扱います。

最初に紹介する新筑波変電所は、私が初めて意識した超高圧1次変電所です。実はまだ詳細に調査していないので、接続されている送電線路の紹介はわかっている部分に留めます。

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個人的に、この変電所の一番の目玉は新古河変電所へ向かう新筑波線の接続部分です。ご覧ください、この驚きの低さ!!

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大変低い場所を通るので配電線は遠慮して地下に潜り、道行く人への電磁誘導を減らすためアース線が張られています。低い500kV送電線の真下では、電位の勾配がきつくなるためにビリっと来ることがあるそうですが、大地と同電位の線を高い位置に張ることでそれを防げます。

発電所の南側に行くと、消火用の水タンクなどがありますが木が高く生い茂っていて中を見ることができません。しかし離れた場所からは鉄構の規則的な美しさを眺めることができます。

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これを初めて見た中学生の私は、胸が高鳴ったのを覚えています。

木立に沿って東側へ行くと、500kV新佐原線の接続部が見えてきます。新佐原線の引留め鉄塔は堂々とした立ち姿で惚れ惚れしてしまいます。

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その奥には同じく500kVの福島東幹線が接続されています。こちらは南いわき開閉所から大子や茂木を通ってはるばる八千代町まで来ている送電線です。また回を改めて紹介したいと思います。

最後に変電所北側に接続されている154kV級送電線ですが、現在名前を調査していません。4回線という規模で接続されていますが、変電所を離れると2回線ごとに別れるようです。こちらも機会があれば名前を紹介したいと思います。

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【おまけ】

新筑波線のガス遮断器です。さすがに500kVとなると迫力がありますね。距離が近いのも良いです。

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このアングルだと、SFの世界に紛れ込んだような気がします。

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